『うし』なのにうなぎ? 004年も半分を過ぎ、7月に入りました。梅雨が明けるといよいよ夏本番といった感じですが、夏本番に向かっていく中でやってくるのが土用の丑(うし)の日。土用の丑の日と言えばうなぎですね!うなぎはよく夏バテにいいと言われていますが、では具体的にはどのような栄養が含まれているのでしょうか? うなぎの栄養 皆さんはうなぎに含まれる栄養について詳しく御存じでしたか?よくわからないけどとりあえずスタミナがつきそう、などと漠然とした理解の人もいるのではないでしょうか。実は、うなぎは各種ビタミンを含んだ、いわゆる「マルチビタミン」の食品だったのです。では、うなぎに含まれる栄養について詳しく見ていきましょう。 ビタミンA ビタミンAは新陳代謝を促進してくれるビタミンです。また、光の情報を脳に伝える物質の元ともなっています。そのため、ビタミンAが不足すると、肌荒れを招いてしまったり、暗いところがよく見えなくなったりしてしまいます。うなぎの蒲焼き100gにはこのビタミンAが約5,000IUも含まれています。成人男性の1日に必要な摂取量が2,000IUであることを考えると、この値がいかに凄いかが分かると思います。ただ、ここで注意してほしいのが、ビタミンAは摂り過ぎても体に良くないということです。あまり食べ過ぎないように気をつけて下さいね。 ビタミンB1・B2 ビタミンB1は、体内においてエネルギーを生み出す際に大事な働きをしています。不足すると疲れやすくなったり、肥満の原因となったりしてしまいます。蒲焼き100gで1日に必要な量の約4分の3を補ってくれます。 ビタミンB2は細胞の再生や成長を促進したり、体の粘膜を保護してくれたりします。不足すると口内炎、角膜炎などの原因となります(詳しくは食品・栄養素情報の ビタミンB2 を参照)。ビタミンB2は、1日に必要な量の約半分が含まれています。 ビタミンD ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助けてくれます。うなぎにはカルシウムもたっぷり含まれているので、一石二鳥ですね。 ビタミンE ビタミンEは老化を防止し、また生殖機能を正常に保ってくれたりします(詳しくは食品・栄養素情報の ビタミンE を参照)。このビタミンEも、1日に必要な量の約半分が蒲焼き100gに含まれています。 ビタミンCは? 今まで見てきたように様々なビタミンが含まれる万能食品のようなうなぎですが、含まれていないビタミンもあります。それがビタミンCです。うなぎにはビタミンCが全く含まれていないので、うなぎと一緒に、ビタミンCを多く含む食品を同時に摂ると効果的でしょう。 その他の栄養素 ビタミンの他にも、うなぎには様々な栄養が含まれています。例えば、先ほど述べたカルシウムは、うなぎ蒲焼き100gに150mg含まれています。また、頭が良くなると言われて一時期ブームになったDHAや、EPAなども含まれています。 このようにうなぎは様々な栄養素を含んでおり、とても優れた健康効果を持つ食品であると言えるでしょう。土用の丑の日にこだわることなく、積極的に摂っていきたいものですね!