きのこ・キノコ・茸 の味覚として代表的なきのこ。少し前にきのこの歌が有名になったりもしましたが、では、きのこにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。次から見ていきましょう。 きのこの栄養 きのこに含まれている栄養成分は、ビタミンA、ビタミンCなどを除いて野菜類にも決して劣ることなく、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンDなどのビタミンの他、食物繊維やミネラルも豊富に含んでいます。 ビタミンD きのこに含まれているビタミンの中でもっとも注目したいのはビタミンDです。 ビタミンDは紫外線に当たることによって体内でも合成できるビタミンですが、カルシウムやリンの吸収を助けてくれるなど私たちにとって重要なビタミンです。不足してしまうと、体がだるく疲れやすくなったり、歯や骨が弱くなったりし、骨そしょう症などをもたらしてしまうこともあります。特に子供や妊婦、更年期以降の女性には欠かせないビタミンといえるでしょう。 不足してしまう原因としては、運動不足や、日光に当たらない生活などがあり、対策としては定期的な運動や日光にしっかりあたることなどがありますが、より確実に不足しないようにするためには、やはり食物からも摂取する必要があるでしょう。 きのこにはこのビタミンDが豊富に含まれていますが、ある方法でキノコに含まれているビタミンDの量をさらに増やすことができます。その方法とは、日光に当てること。日光に当たると、きのこに含まれているエルゴステロールという物質がビタミンDに変わってくれるのです。 食物繊維・ミネラル きのこ類は全般的に食物繊維を豊富に含んでいますが、特に乾シイタケは含有量が多く、重量の約40%が食物繊維です。まさに食べる食物繊維といった感じですね。 ミネラルのなかではカリウムが豊富に含まれています。カリウムには塩分の吸収を妨げるはたらきがありますから、生活習慣病の予防に役に立ちますね。 β−グルカン きのこに含まれる成分の中で最近注目を集めているのが、β−グルカンです。そもそもグルカンとは、ブドウ糖がたくさん繋がってできた多糖体の一種のことで、様々な種類があり、β−グルカンもその中の一種です。β−グルカンには抗酸化作用があるという報告があって注目を集めていますが、まだまだ研究途中ということなので、今後の研究の発展に期待したいところですね。