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ホーム > 健康豆知識 > 知っとく情報 > 目・口・歯 > 「りんごは皮付き」−虫歯のお話

「りんごは皮付き」−虫歯のお話


ムシバ・・・嫌です。

何が嫌って、虫歯自体もいやですけど、歯医者さんに行ってからの、あのキーンって音が嫌なんです。 そんな虫歯ギライなあなたのために、柴歯科医院の柴海造先生が「虫歯のメカニズム」と「対策」について書いてくれました。

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「歯を磨いているのに虫歯になってしまう」
「歯なんて全然磨かないけど、虫歯にはならない」とか
「歯医者で治してもまた虫歯ができてしまう」など納得のいかないことが多いと思いませんか?

今からその疑問にお答えしましょう。

誰もが知っているように、虫歯は虫が葉っぱを食べて穴があくように、歯に穴があいて痛いんですよね。 もう少しだけ詳しく言うと「食べ物と虫歯菌が出会うと酸ができ、これが歯を溶かす」のです。
(さらに難しく言うとPHが5.7以下になると歯の表面は溶けていきます)

ところが人間の体とは医者の私から見ても不思議なもので、ものを食べてもPHが5.7以下にならない非常に幸運な人もいます。一方、ものを食べてもないのに普段からPHが5.7以下という非常に不運な人もいます。それはそれは、この世の中は不公平にできているのです。

まあ、このような人間の不思議について、いくら語ってもラチがあきません。でも自分がどのような人間なのか調べてみることが大切だと思いませんか。

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」です。

あなたが特別に幸運な人でもなく、また、虫歯予防を非常に熱心に行っていなければ、あなたは少なくとも一度は虫歯になって歯医者さんで治療してきたことがあるはずです。きっと、それは今後もずーと繰り返されるはずです。

歯医者さんには二度と行きたくないとあなたが望むならば、ここでその方法をお話しましょう。

先ほども言ったように食べ物と虫歯菌が出会うと「酸」という悪者が生まれてしまうのです。この酸が生まれないようにするには、虫歯菌の生存場所である「歯垢」をよく取り除くのが最良の策です。つまり上手に歯磨きをすればいいのです。 しかし実際に歯垢をゼロにすることは不可能です。誰もそんなに上手には磨けやしません。

でも心配しないでください。生まれてしまった酸は、唾液中にある重炭酸塩というすばらしく強い兵隊が、ある程度まで退治してくれます。 神様は我々の体になんて素晴らしい機能をつけてくれたのでしょう。

ものを食べたら、当然酸ができます。しかし同時に「唾液がたくさん出てきて」その中の重炭酸塩という兵隊が酸を中和してしまうので、歯が溶けっぱなしということにはならなくて済むのです。

単純な話、「重炭酸塩」が一杯出てくれば、虫歯はできないはずです。 では、どうしたらこの重炭酸塩というものをたくさん出すことができるのでしょうか?

お答えしましょう。

つまり唾液がたくさん出てくるようなものの食べ方をすればよいわけです。
1.水やお茶で流し込んではいけません。(食事は15分以上。お茶は食後。)
2.よくかまずに飲み込んではいけません。(1口20回以上
3.やわらかいものばかり好んでもいけません。(りんごは皮付きのり巻きの中身はタクアン
4.舌をよく使って、しっかりアゴを動かしましょう。(唾液がよくでてきます)
5.小さく細かく切ってはいけません。(歯並びもよくなります)
6.あたりまえですが、歯をきちんと治しておかないと上記のことが実行できません。

質のよい唾液の出し方、みなさんおわかりになったでしょうか? これでかなり虫歯は予防できます。

人間は虫歯にとどめをさすために、近代歯科医学はフッ素というすばらしい武器を手に入れました。 まあ、この話は次にしましょう。


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