噛む噛むウェル噛む!健康生活 近はやわらかくて食べやすい食べ物が多くなっている反面、私たちの咀嚼回数は減っていると言われています。しかし、噛むことは様々な効果をもたらしてくれるのです。具体的にどのような効果があるのか、代表的なものをいくつか見ていきましょう。 よく噛んで脳の活性化 噛むことによる健康効果のうち、もっとも有名なのは肥満予防ではないでしょうか。よく噛むことによって脳の満腹中枢が刺激され、より少ない量の食事で満腹感を感じることができるという効果は、ご存知の方も多いかと思います。しかし、噛むことによって刺激されるのはなにも満腹中枢だけではないのです。噛むことによって脳の他の部分も刺激され、脳のはたらきがよくなるのです。また、脳の活性化に関連して、よく噛むことで痴呆の予防になるのではないかとも言われています。 唾液で口の中を清潔に よく噛むことのもう1つの効果は、唾液の分泌です。この唾液は私たちの口の中で重要なはたらきをしているのですが、次からいくつか見てみましょう。唾液のはたらきとしては、まず口の中をきれいにしてくれるという作用があります。口の中には多くの細菌がいるのですが、唾液はその細菌の数を減らし、口の中を清潔に保ってくれるのです。唾液のもう1つのはたらきは、歯を守ってくれることです。口の中の細菌は、私たちが食べた食物の残りかすなどを栄養として酸を出します。この酸が私たちの歯を溶かしてしまうのですが、唾液はこの酸を中和して、口の中を正常な状態に保ってくれるのです。 よく噛んで健康生活 以上のように、よく噛むことがもたらしてくれる効果を見てきました。もちろん、上記以外にもよく噛むことの効果はあります。例えば、噛むという行為の本来の目的とも言えるのですが、口の中の食物を細かくすることによって、消化・吸収を助けることができます。あるいは、噛むことであごをはじめとする顔の筋肉が鍛えられ、しわの予防になるとも言われています。 私たち、特に多忙な人には、ついついよく噛まずに食事を済ませてしまうことがよくあるかもしれません。しかし、よく噛むことによって様々な効果を得ることができるのですから、たまには、ゆっくりと一口一口しっかり噛んで食事をしてみてはいかがでしょうか。