体内再生 私たちの体は数え切れないほどの細胞で構成されています。みなさんは、それらの細胞は「一生同じままで変化することはない」と思ってはいませんか。実はそうではありません。私たちの体の中は驚くべき早さで日々入れ替わり、常に新しくなっているのです。ではいったいどのくらいの周期で入れ替わっているのでしょうか。 脳細胞 まずいちばん重要な脳細胞についてです。の一般人々は一生の間に脳細胞をたった8%しか使っていないと言われています。あのアインシュタインでさえも14%程度だそうです。それに比べて、全脳細胞のうちおよそ40%はわずか1ヵ月で入れ替わってしまいます。残りの60%も約300日かけて入れ替わっていきます。 内臓 消化器の中で重要な胃は、なんと3日間でその粘膜すべてが入れ替わってしまいます。また、代謝の要である肝臓はその96%が1ヵ月で入れ替わり、残りの4%も300日で入れ替わります。次に、腎臓は約90%が1ヵ月で入れ替わり、残り10%がおよそ300日で入れ替わっています。さらに、アミノ酸の吸収に大きな役割を果たす小腸の微絨毛(栄養を吸収する働きをしている)に至っては、なんと1日ですべてが入れ替わってしまうのです。 筋肉・血液・骨 すべての運動をつかさどる筋肉は、消化器などの筋肉も含めて1ヵ月で約60%が入れ替わり、残りの40%はおよそ200日、つまり半年ちょっとで入れ替わります。これまた大事な血液は100日から120日、骨は2年から2年半で入れ替わってしまうそうです。 このように、私たちの体は絶え間なく新しくなっています。しかし、新しくなるということは、常に栄養が必要であるということです。偏食などで栄養が十分に摂取されていないと、細胞が正常に入れ替わることができなかったり、入れ替わっても正常に働くことのできない細胞になってしまったりして、さまざまな病気の原因となってしまうことがあります。栄養をきちんと摂って、常に体を最新できれいな状態に保つように心がけましょう。