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ホーム > 健康豆知識 > 知っとく情報 > その他 > 頭上注意!降り注ぐ紫外線(後編)
頭上注意!降り注ぐ紫外線(後編)
回は、紫外線の種類などの基礎知識や、紫外線の影響としてもっとも一般的な日焼けについて焦点を当てていきました。今回は、紫外線による影響のうち、日焼け以外のものの紹介や、紫外線への対策などを中心にしていきたいと思います。
日焼けだけじゃない!
早速、日焼け以外の紫外線による影響を見ていきましょう。まず、もっとも深刻な影響といえるのが、皮膚がんです。もちろん、紫外線を浴びたからといって必ず皮膚がんになるわけではありません。しかし、皮膚が赤くなるような急激な日焼け(サンバーン)は肌への刺激が強く、皮膚の細胞のDNAを傷つけてしまいやすいです。そのため、皮膚がんの原因になってしまう可能性があるのです。
そして、紫外線によってひき起こされる皮膚がんには、いくつかの種類があります。症状や部位、転移のしやすさなどによって異なり、主なものには、基底細胞がん、有棘細胞がん、メラノーマ(悪性黒色腫)などがあり、日本人では基底細胞がんが多いそうです。基底細胞がんは進行が遅く、転移も少ないとされていますが、ほうっておくと皮膚のみでなくその下の細胞なども傷つけてしまうので、やはり早期に発見・治療することが大切であると言えるでしょう。
また、その他の紫外線による影響としては、白内障があります。 白内障とは、目においてレンズのような役割をしている水晶体が濁ってしまい、視力が低下してしまう病気です。通常は加齢が原因となって引き起こされやすくなりますが、目に紫外線を大量に浴びていること、白内障を引き起こしやすくなる1つの原因であると言われています。白内障の起こる水晶体はたんぱく質が主成分であるが、血管がないために新陳代謝が起こらない。そのため、紫外線の刺激によってたんぱく質の変性が進み、弾力性や透明性が低下して白内障が引き起こされてしまうと言われているのです。
最後に、女性にとっては天敵のしみやしわも紫外線による影響が大きいとされています。このように、紫外線には日焼けだけでなく様々な影響があることがわかりました。それでは、次からはその紫外線を防ぐための対策についてみていきましょう。
紫外線から肌を守る
紫外線から私たちの肌を守るには、なんといっても肌を直接太陽の下にさらさない、ということがいちばんです。服を着たり、日傘を差したりすればそれだけで多くの紫外線を遮断することができるのです。長袖長ズボンに手袋をはめ、そして日傘を差しながら帽子とサングラスをすれば怖いものなしです。しかし、特に紫外線の量が多く、そして暑い夏にこのような格好をすることは簡単ではありません。そこで、やはり日焼け止めを使うことになるでしょう。ただ、日焼け止めは様々な企業から様々な種類が販売されており、どれを買ったらよいか迷ってしまうことがあるかもしれません。そこで、日焼け止めを選ぶ目安として、SPFとPAを見ていきましょう。
まず、SPFとはSun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線の防止効果の程度を「数値」で表したものです。特に赤くなる日焼けの原因とされるUVBの防止効果の目安となっています。値は20〜50程度で、値が大きくなるほど防止効果が大きくなっています。一方、PAはProtection Grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略で、しみやしわの原因とされるUVAを防ぐ目安となっています。こちらは数値では表されておらず、+の記号が1〜3個で多いほどUVAの防止効果があるとされています。
日焼け止めを選ぶ際には、これらの値を参考にして選ぶと良いでしょう。しかし、1つ注意してほしいのは、一般的な日焼け止めは汗や皮脂などによって徐々に流れ落ちてしまいます。紫外線防止効果の高いものだからと1回つけただけで安心してしまってはいけません。たとえ紫外線防止効果のそれほど高くないものでも、こまめにつけ直せばそちらの方が全体的な紫外線防止効果は高くなる可能性もあります。そんな時間はないというひとでも、せめて朝と昼の2回くらいはつけ直すようにしたいものですね。
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